まじめな雑談 「まじめな雑談」って何でしょう?
議論のように堅苦しくない会話。でも、ただの雑談でもない。
雑談と議論の真ん中あたりにあるもの。
そんな「対話」のスピリットをもった活動を、「まじめな雑談」と名付けてみました。
普通の雑談よりもテーマ性をもち、対話型で進む「まじめな雑談」は、
やっている本人たちはリラックスして楽しんでいるのですが、
話の内容だけ見れば、「まじめすぎる雑談!」になっていることも。
そこがこの新しいコミュニケーションスタイルの面白いところです。
リグミは、リラックスした雰囲気で、まじめなテーマについて、
一緒に楽しみながら探求する新しい対話スタイルを提唱します。
サードビュー 世の中には多くの異なった立場がありますが、
かならず主流となる考え方や物の見方があります。
これが「ファーストビュー」となります。
世論の多数意見やマスコミなどで主張される立場などが考えられます。
これに対して、異論や対論、ちょっと違う角度からの問題提起などがあります。
そうした少数だけど注目に値する考え方や立場を「セカンドビュー」と呼びます。
リグミは、特定の「ビュー」を持った人だけが集う場ではありません。
異なった「ビュー」の人々が、前向きに建設的に「まじめな雑談」をし、
一緒にいろいろなテーマについて探求していく場です。
そうした対話をしていく前提として、リグミはさまざまな「ビュー」を
客観的に配置して見比べる「サードビュー」(第3の視点)を提供していきます。
パブリックオピニオン 世論とか民意と呼ばれるものの多くは、「なんとなく」できあがります。
「今の気分」が「空気」を作っていき、いつの間にか多くの人々が共有する
「ファーストビュー」になることもあります。
マスコミの世論調査は、そうした「社会的な気分」を反映します。
リグミは、「まじめな雑談」「サードビュー」「協働編集」を組み合わせて、
一人ひとりが当事者として、社会に対して責任を負える意見を作りたいと考えます。
それが「パブリック・オピニオン」です。
「個人の物語」と
「社会の物語」
パブリック・オピニオンなどというと、難しい政治のテーマに
「賛成」「反対」を主張することと思われがちですが、
かならずしもそうではないと思います。むしろ、普通の生活者の視点で
身近なテーマを探求する方がずっと多いと思います。
人は誰しも、自分の身近なことが一番の関心事です。
どうやって生活しよう、友人や家族のこと、仕事のこと。
そうした「個人の物語」を私たちは生きています。
リグミは「個人の物語」(「ライフストーリー」あるいは「マイストーリー」)を
つなぎ合わせ、多くの人々が共有できる「社会の物語」(「ソーシャルストーリー」)に
発展させていくことを目指します。
そうした大きな物語を共有できれば、きっと社会はもっと生きやすく
しあわせで楽しい場所になると思うからです。